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Auto CAD LT 2000 で日影図・天空図を作成する。
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Jww では、コマンドが実装されていて、日影図・天空図は
ＣＡＤ上で検討・作図することが可能である。
残念ながら、AutoCAD にはこれらのコマンドは実装されて
いないので、他の専用ソフトを使うか、Jww にデ−タ−を変
換して作業するしかなかった。しかし、この度、トップペ−ジ
でご紹介の izawa さんの作成された、LT kage.exe と言う、
外部コマンドを使う事でAuto CAD LT 2000 で日影図・天空
図の作成が可能となった。
これから、LT kage.exe を使った、日影図・天空図の作成方
方を紹介する。
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まず日影図・天空図を作成のため、
計画建物を用意。
共同住宅、一部５階立て、３階、２
階建ての図面を使う。
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画層、線色を変え、サンプル図面の５階部
分をポリライン
でトレ−スする。
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ポリランイでのトレ−スが済んだら、
５階以外の
画層を非表示にして、確認する。
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オブジェクトプロパティ−管理を開
き、５階オブジェクト
をクリック。
高度に、５階部分の高さ、ここでは
14900と入力する。
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引き続き、それぞれ画層を変え、３
階部分の高さを入力する。
ここでは、高度に9200と入力。
同様に、高さの違う建物の部分を
画層分けして、それぞれの
高さを入力する。
ポリラインに一度で高さを与える事
が出来るので、Jww での高さ
入力より、簡単で早い。
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計算の前に、必要の無い画層を非
表示にする。
ここでは、ポリラインに高さを与えた
デ−タ−と、
敷地、５m、１０mの規制ライン、真
北のデ−タ−
を表示にする。
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ここでは、分かり易くする為真上９０
度
の真北を設定。
実際の作業の場合は、測量のデ−
タ−に合わせて、
作図しておく。
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ここで、izawa さん作の外部コマン
ド、kage.exe を
起動する。kage.exe をクィックバ−
に登録しておくと
便利。
共通・時刻タブの建物取得をクリッ
クし、高さを与えた
建物の部分を範囲指定で選択し、
右クリックもしくは
エンタ−。
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建物のアイソメ図が表示され、建物
デ−タ−
の取得計算がはじまる。
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右側の部分で共通、測定日、時刻
日影図の欄
に適宜条件を設定し、時刻ボタンを
クリック。
と同時に、８時から１６時までの一
時間ごとの、
日影形状図が作成される。
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等時間・任意点タブを開き、先ず等
時間日影図
の５時間、３時間にチェックを残し、
他のチェック
をはずす。
更に、計算精度を最高にする為、
評価時間を
１０秒に設定する。
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この時、右下に日影が８時から１６
時
へと移り行くアニメ−ション表示が
出る。
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デフォルトでは、３時間、５時間のラ
インが
それぞれ、シアン、ブル−で描画さ
れるが、
見やすくする為、ここではイエロ−
に変更。
等時間日影図が作成された。
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５m、１０m 規制ライン上に特定点を
設定するため、
あらかじめ、交点を拾えるよう、ライ
ンを引く。
ここでは。北と東の境界線の交点よ
り、５m の
オフセット位置にマゼンタでラインを
記入。
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ここでは、一度kage.exe を終了して
たので、
再度、kage.exe を起動し、同じよう
に建物
を取得する。
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建物取得後、等時間・任意点タブを
開き
任意点指示をクリックする。
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先ほど、作成しておいた交点をそれ
ぞれクリックし
良ければ、右クリック又はエンタ
−。
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特定点 １、２における日影時間が
自動
計算され、表示。
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計画建物の北側に任意の建物を作
成する。
イエロ−で表示された建物の南側
の壁面に
落ちる時刻日影を計算・作図する。
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壁面日影では、測定面高さを０に
設定。
条件を設定したら、壁面ボタンをク
リック。
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壁面日影図を作成させたい、目的
の
壁面、ここでは、イエロ−の建物の
南
面壁面線をクリック。この時、この目
的
壁面に高さのデ−タ−を与えておく
と、
任意の高さの壁面に設定が可能。
ここでは、高さのデ−タ−を入力し
ない
で計算、自動的に２０m の高さの壁
面
を想定した壁面日影図が作成され
る。
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天空図の作成も、日影図の建物デ−タ−
を共用する。
引き続き、計画建物の天空図の作成をする。
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前面道路の反対側の境界線上に、
道路幅員
の1/2以内で均等に割り付けた、測
定点を
設定、準備する。
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kage.exe を起動し、建物を取得。
道路と敷地に高低差が無いもの
として、測定高を０に設定。
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天空図タブを開き、測定点指示ボタ
ンを
クリック。
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ここで、天空図を表示させたい
配置点をあらかじめ用意し、
配置点をクリック。
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天空図が完成。
それぞれの測定点における、
円の面積、建物面積、
天空率が自動計算され、表示
された。
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